あたまのひきだし

It's my KINGDOM

のえまる読書感想文 '21/11

 

 


日本における四季とは、「何月何日の何時から次の季節に変わります!」というものではく、基本的にゆっくりと移ろいゆくものだ。

さらに、現代に生きる私たちは、何百年何千年という歴史の中で生きてきた人たちの知恵から作られた『暦』や、文明が発達すると共に出来上がった『天気予報』なんかを有効活用して、四季の移ろいに備えることができる。

 


けれど、人生における季節の移り変わりはどうだろうか。

もちろん進学や就職等、なんとなくのスケジュールが分かっているライフイベントはたくさんある。

スタートである春から始まり、情熱の夏、成果を確認する秋を経て、次の春への準備を行う冬へ向かうもの。

けれど、そうじゃないことだって私たちの身にはたくさん降り掛かってくる。

目の前に急に表れたライフイベントが、冬から始まるものだったりもする。

さらには、春から始まったライフイベントだって、訪れると思っていた、もしくはもう少し長いと思っていた夏や秋がすっ飛ばされたり短くなったりして、冬に突然移行してしまうことだってあると思うんだ。

 


この3年間で私はまさにそれを経験した。

人生で1番の厳冬から始まって、3年経ってようやく春の兆しを見つけようと顔をあげられるようになった。

その時のために、自分なりにたくさんたくさん準備をしているつもりでもある。

訪れなかった前シーズンの夏と秋を今から手にすることは不可能だから。

これから私が手にできるのは、次の春だから。

 


自信を持って言えるのは、この3年間、ずっとずっと『今の時間は決して無駄な時間じゃない。絶対にこの先の人生の為になる。為にしてやる。』と思って私は生きてきたということ。

『"寒い時にはもっと厚着をした方が良い"のかもしれない』と思って、重ね着するための洋服を自ら手探りで得てきたこと。

そこに関しては、自分のことを褒めてあげたいなと思う。

 


(正直自分だけだったら今は生きていないかもしれないと本気で思うけれど、手を差し伸べてくれた家族や周りの人たちにはものすごく感謝をしています。)

 


現在もまだまだ冬を生きていると思っているし、春が目の前にやってきているわけでもないのだけれど、春の兆しを楽しんで探せるようになった今、ものすごく幸せで楽しい日々を送っている。

 


そんな日々を過ごすなかで、今日更新されたのえまる月1定期更新回を読んで、場所や環境やライブイベントの中身は違えど『如恵留くんも同じ境遇なんだ』と知ることができて、もっともっと春までの時間を楽しめるようになった気がする。

如恵留くん、生きててくれて、アイドルでいてくれて、時間を使って心の内をブログにつづってくれてありがとう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の春、いつやって来てもいいからね!

それまで楽しく準備して待ってます🌸